2010年3月31日水曜日

終わることのない旅

覚者曰く「無明は始まりが無く終わりがあり、光明は始まりがあり終わりが無いと」と言います。
瞑想はまさにこのことを言い表している気がします。この淡々としていて、地味で、無限で、終着点の無い、
旅の連鎖なのですが、何が自分を突き動かしているのか、それは未だかつて謎のままです。ただ唯一解っていることは、この瞬間、この一歩、この味わいが絶えず未知だということです。それは挑戦であり、冒険であり、ギャンブルであるようです。

2010年3月19日金曜日

浄化の後で

未明の激しい春の嵐の後の瞑想会となりました。それはまるで深い浄化プロセスの後のようです。自然も、社会も、人も、身も、心も、魂も何もかも洗われたかのようでした。
その空気の中での瞑想会でしたが久しぶりの方も含め今回はボリュームのある会となりました。そして参加者の中に少しずつ瞑想が根付いてきているのが感じられました。この小さな一歩されど大きな一歩ですね。

2010年3月7日日曜日

同窓会?
今日の瞑想会は久しぶりの友人を交えてまるで「同窓会?」のような雰囲気の中で終始しました。
特別なステージ(段階)や権威などとは無縁の同好会ですが、瞑想を共有できる友人たちと同じ時間を過ごせることは本当に幸せでなことと思います。
瞑想会の最初に誰かが引いたタロットカードは達磨(ボーディダルマ)と弟子とのストーリーで興味深かったです。マスターであることも弟子であることも共に強い決意を求められているのだと私には伝わってきました。

2010年3月2日火曜日

新たなる扉

先日(2月28日)のヴィパッサナ瞑想会はとても素晴らしい会となりました。
ヴィパサナが初めての方の参加もあり、初めは皆さん少し緊張気味でしたが
終わってみればすっかり沈黙のエネルギーに包まれ、
最後のダイヤモンドタイム (数分の沈黙の瞑想)は本当に素晴らしい時となりました。
この日は個人的にですがまったく新しい扉を開いたようなそんな会となった気がします。
この瞬間、無限に広がる沈黙の深みと高みの中で、いったい何を追い求めていたのだろうか?
ふとそんな思いが心を過った会でした。