2015年7月2日木曜日

ストップダンス瞑想

ストップダンス瞑想

この惑星に存在している生きとし生けるものは全て、人間を除いて、今、この瞬間、に生きています。

人間だけが今ではなく・・・・過去か未来に生きています。

???と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、ちょっと立ち止まりご自分の内側を覗いてみて下さい。

きっとその意味がわかることと思います。

明日の計画、心配、過去の後悔・・・と、ありとあらゆる思考の連続・・・それらは全て今この瞬間には属していないものばかりです。

今この瞬間に起こっている自身の呼吸や鼓動に気付いている人はまれです。
それは恐れや緊張を伴い、人生を覆い尽くしています。

言い換えれば人間だけが寛いではいないのです。人間だけが何かを取り逃がしているのです。


今から5000年以上前、賢者は既に気付いていました。そしてある洞察を残していたのです。

このストップダンス瞑想は 「太古の瞑想の書(ヴィギャンバイラヴタントラ)」の中にあるストップ技法を現代的な瞑想法としてデザインしたものです。

何気なく過ぎ去っている「今この瞬間」、時には立ち止まってその中に入っていきましょう。生の新しい意味に出会えるかもしれません。



5000年前 シバは言いました。

「なにかをしようという衝動が現れる。まさにそのとき、止まる」

 
和尚はこれをこう解説しています。


これはどこでもできる。
風呂に入っているとき、突然自分自身に「ストップ!」と命令し、そして止まる。

ほんのひとときであっても、きっとあなたは自分の中に違った現象が起こるのを感じるだろう。

あなたは中心に放り込まれ、突然すべてが止まる。
身体だけではない、身体が完全に止まるときにはマインドも止まる。

自分で「ストップ!」と言うときには、呼吸もしてはいけない。

すべてを止める。呼吸もせず、身体も動かさない。

ひとときの間、停止したままでいる。
そうすればきっと感じるだろう・・・・自分が突然ロケット・スピードで中心まで突き進んだと。・・・

自分になにかの衝動があるとき、なにかをしようとする衝動があるまさにそのとき、止まる! 
生理的な衝動だけにかぎらず、どんな衝動でもいい。

たとえば、一杯の水を飲もうとしている。
あなたは水に、コップに触れる。そして突然止まる。

手はそのままにしておく。
飲もうとする欲求、渇き、それも内側にそのままにしておく。

でもあなたは完全に止まる。

コップは外にある。
渇きは内にある。

手はコップの上にある。
目もコップの上にある。

突然止まるのだ。
呼吸なく、動きなく・・・・・まるで死んでしまったかのように・・・・・。

その衝動、その渇きがエネルギーを解き放つ。
そしてそのエネルギーは中心へと進むために使われる。
あなたは中心へと放り投げられる。

和尚


この瞑想に関するお問い合わせは
ディヤンオーシャン
TEL. 042-375-1325
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ocean/index.htm



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