2016年9月18日日曜日

人は試される

人生には様々なことが起こる
そこには、何が正しくて何が間違っているかは存在しない。
ただ人は試され続ける。
それをどう受け止めるかを。

2016年9月13日火曜日

存在は私、私は存在

この広大無辺な宇宙の中で
この無限の星々の中にあって
奇跡のようなわずかな偶然の中で
存在している私

この惑星の薄い薄い地表の上で
更に薄い大気の中で
怯えながら眠りこけ
夢を見続ける私

そしてその私の内に広がる
この広大無辺なるもの

二つの無辺なるものが出会うとき
私が消える


















2015年12月15日火曜日

突然

突然「私」が消え去る時に分かる
全ては「空」なのだということが
絶対的な、静寂、沈黙、虚空
私が、私だけが、唯一邪魔をしている


2015年10月29日木曜日

この瞬間に例外は無い

この瞬間に例外は無い
例え私が、何処にいようとも、
何をしていようと、どんな状態であろうと、
この瞬間の中にいる。

だから例外は無い。
私にできることは、ただ想起することだけだ。

ただ想起する。この瞬間の中にいることを
怒りの中で、悲しみの中で、喜びの中で、健やかなる時も、病める時も、
ただ想起する

この瞬間に例外は無い

そしてその想起の中で神聖なるものが開示される。
そして、その瞬間、私は消え、この神聖さだけが残る

だから私にできることは、ただ想起することだけ。
この瞬間の中で・・・




2015年9月14日月曜日

瞑想の花

瞑想はまるで真夜中に咲く花のようだ
誰一人気づく者も無く、音もなく、ひっそりと開く
時折月光がその美を顕にするが、それでも人知れず留まる
ただその芳醇な香りだけが闇を満たす







2015年7月2日木曜日

ストップダンス瞑想

ストップダンス瞑想

この惑星に存在している生きとし生けるものは全て、人間を除いて、今、この瞬間、に生きています。

人間だけが今ではなく・・・・過去か未来に生きています。

???と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、ちょっと立ち止まりご自分の内側を覗いてみて下さい。

きっとその意味がわかることと思います。

明日の計画、心配、過去の後悔・・・と、ありとあらゆる思考の連続・・・それらは全て今この瞬間には属していないものばかりです。

今この瞬間に起こっている自身の呼吸や鼓動に気付いている人はまれです。
それは恐れや緊張を伴い、人生を覆い尽くしています。

言い換えれば人間だけが寛いではいないのです。人間だけが何かを取り逃がしているのです。


今から5000年以上前、賢者は既に気付いていました。そしてある洞察を残していたのです。

このストップダンス瞑想は 「太古の瞑想の書(ヴィギャンバイラヴタントラ)」の中にあるストップ技法を現代的な瞑想法としてデザインしたものです。

何気なく過ぎ去っている「今この瞬間」、時には立ち止まってその中に入っていきましょう。生の新しい意味に出会えるかもしれません。



5000年前 シバは言いました。

「なにかをしようという衝動が現れる。まさにそのとき、止まる」

 
和尚はこれをこう解説しています。


これはどこでもできる。
風呂に入っているとき、突然自分自身に「ストップ!」と命令し、そして止まる。

ほんのひとときであっても、きっとあなたは自分の中に違った現象が起こるのを感じるだろう。

あなたは中心に放り込まれ、突然すべてが止まる。
身体だけではない、身体が完全に止まるときにはマインドも止まる。

自分で「ストップ!」と言うときには、呼吸もしてはいけない。

すべてを止める。呼吸もせず、身体も動かさない。

ひとときの間、停止したままでいる。
そうすればきっと感じるだろう・・・・自分が突然ロケット・スピードで中心まで突き進んだと。・・・

自分になにかの衝動があるとき、なにかをしようとする衝動があるまさにそのとき、止まる! 
生理的な衝動だけにかぎらず、どんな衝動でもいい。

たとえば、一杯の水を飲もうとしている。
あなたは水に、コップに触れる。そして突然止まる。

手はそのままにしておく。
飲もうとする欲求、渇き、それも内側にそのままにしておく。

でもあなたは完全に止まる。

コップは外にある。
渇きは内にある。

手はコップの上にある。
目もコップの上にある。

突然止まるのだ。
呼吸なく、動きなく・・・・・まるで死んでしまったかのように・・・・・。

その衝動、その渇きがエネルギーを解き放つ。
そしてそのエネルギーは中心へと進むために使われる。
あなたは中心へと放り投げられる。

和尚


この瞑想に関するお問い合わせは
ディヤンオーシャン
TEL. 042-375-1325
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ocean/index.htm



2015年6月11日木曜日

この一年

この一年は特別だった。
私にとっては、この一年のために人生があったと言ってしまっても過言ではないかもしれない。
生というのはこうゆうこともあり得るのだということを身をもって体験している気がする。

だが語ることは難しい。
私のこの小さなキャパシティの中にはそれに相応する言葉が見いだせない。
そして何かを語れば語るほどそれは遠ざかってしまう。

誰もがこの美しさの中に在る。
ただ目を開けばいいだけのことなのだが・・・
それはあまりにも容易い、が故にあまりにも困難だ。

ただ小さな決意だけが求められている
明け渡しの中で・・・